今回は斉藤立選手について紹介します。
斉藤立はパリオリンピックで柔道日本代表として出場します。
斉藤立のことを調べてみると家族のことについて興味ある人が一定数いることがわかりました。
調べたので紹介していきますね。
斉藤立の家族構成
父：斉藤仁
斉藤立選手の父、斉藤仁氏は、オリンピック金メダリストとして日本の柔道界にその名を刻んだ偉大な柔道家です。
斉藤仁氏は1984年ロサンゼルスオリンピックと1988年ソウルオリンピックで金メダルを獲得し、柔道界に多大な貢献を果たしました。
仁氏は立が中学1年生の時にがんで亡くなりましたが、その前に強い約束を立に残しました。
それは「オリンピックで金メダルを取ること」です。立は、この約束を心に刻み、日々の稽古に励んでいます。
仁氏の遺影に手を合わせることで、父の教えとその存在を感じながら、大変なトレーニングに耐えてきました。父との約束は、立が柔道家として成長する大きな原動力となっています。
母：斉藤三恵子
斉藤立選手のお母さんである斉藤三恵子さんは、元エールフランスの客室乗務員（CA）でした。
三恵子さんは娘や柔道家としての成長を見守り、斉藤仁氏ががんで他界した後も一人で家庭を支え続けてきました。
夫の仁氏が亡くなった後、三恵子さんは立派な柔道家に育て上げることを決意しました。
振武館柔道場への送迎や食事の準備など、日常のサポートを惜しみなく行い、立を支えてきました。
その支えの中で、立は多くの試練を乗り越えることができたのです。
彼女の強い意志とサポートは、斉藤立選手が立派な柔道家として成長する上で大きな役割を果たしています。
兄：斉藤一郎
斉藤立選手の兄、斉藤一郎さんも柔道選手として活躍してきました。
現在は愛知県の名古屋経済大学高蔵高で保健体育の教員を務めると共に、柔道部の監督も担当しています。
兄弟二人が同じ柔道場で鍛錬を積み、その経験を共有し合うことで、互いに高め合う関係を築いていました。
斉藤一郎さんの存在も、斉藤立選手にとって大きな励みとなっています。
斉藤立の生い立ちと柔道の始まり
幼少期からの柔道環境
斉藤立は幼い頃から柔道に触れる環境で育ちました。
父である斉藤仁氏はオリンピック金メダリストであり、柔道の才能と情熱を持つ家庭でした。
兄の一郎との関係も深く、二人は自宅から車で20分ほどの振武館柔道場（大阪）にともに入門しました。
家族全員が柔道に対する理解と支えを持っており、この環境が斉藤立の柔道への情熱をさらに深めました。
父の教えと厳しい稽古
斉藤立にとって、柔道の始まりは父の教えからでした。
斉藤仁氏は非常に厳しい稽古を通じて、立に柔道の基本と精神を叩き込みました。
父の教えはただ技術を教えるだけでなく、柔道を通じて人間的成長を促すものでありました。
厳しい稽古を耐え抜く中で、立は父の教えを肌で感じ、その意志を受け継ぐことを決意しました。
斉藤立選手のプロフィール
- 生年月日: 2002年3月8日
- 出身地: 大阪府
- 身長: 191cm
- 体重: 100kg超級
- 血液型: O型
- 組み手: 左組み
- 所属: ジャパンエレベーターサービスホールディングス(株)
- 出身校: 上宮中学校-国士舘高校
斉藤立選手の柔道の成績
- 2017年9月: 全日本ジュニア体重別選手権大会 100kg超級 3位
- 全日本柔道選手権大会 優勝
- 世界柔道選手権大会(ウズベキスタン:タシケント) 100kg超級 2位
斉藤立選手は大柄な体格を活かした強力な投技で知られています。父親がロサンゼルス1984とソウル1988のオリンピックで2連覇を達成した柔道の名門の出身で、期待の若手選手の一人です。
今後の活躍にも注目が集まっています。パリオリンピックでの金メダル獲得を目指して、日々精進しているようです。
思春期の挑戦と乗り越え
斉藤立の成長は決して平坦な道のりではありませんでした。
思春期になると、柔道の練習において様々な挑戦に直面しました。父・斉藤仁の厳しい教えや稽古を一心に受け止めていた時期でもありましたが、父が斉藤立が中学1年生の時にがんで亡くなり、大きな悲しみと孤独感に苛まれました。
しかし、母・斉藤三恵子の強いサポートと家族の温かい絆が、彼を支え続けました。
特に長男の斉藤一郎が柔道部の監督を務めている姿を見て、自分自身も一際努力を重ねる決意を新たにしました。
こうして、思春期の困難を乗り越え、斉藤立は立派な柔道家として成長していったのです。
オリンピック出場と家族の応援
斉藤立は、その後も練習に励み続け、2022年4月には全日本柔道で初優勝を果たしました。
この頃から、彼の目標はパリオリンピック2024に向けて高まっていきました。
家族は一丸となって立を応援し続け、特に母や兄の存在が大きな力となりました。
斉藤立は大阪市内の実家に帰省するたび、父の遺影に手を合わせ初心を忘れず、家族全員が一体となって彼を支えました。
その結果、斉藤立は日本代表に内定し、次なる大舞台での活躍を誓いました。
家族の応援と絆が、彼の成長を一層強固なものにしています。
関連記事
こちらではスポーツに関する記事をあなたに紹介します。
堀川恵の夫(旦那)は警察官でとても優秀！？馴れ初めや柔道のエピソード
